「仕事が忙しく、恋人を見つける時間もない」
「職場で異性との出会いがない」
「控えめな性格なためか、なかなか恋人ができない」
そんなわが子のため、親同士が結婚相手探しに協力する「代理婚活」がいま注目を集めています。
代理婚活とは
「代理婚活」とは、親同士がわが子の条件(年齢、写真、職業、学歴、趣味など)を持ち寄り、気になる相手の親と資料を交換、わが子が気に入れば子ども同士のやりとりがスタートする…というもの。
「親のお見合い」「交流会」等と呼ばれることもあります。
親はわが子の性格や趣味嗜好をよく知っているので、合いそうな相手を見つけやすいことや、あらかじめ親同士の合意があるので、「親の反対で結婚を断念」という事態になりにくいのがメリットです。
代理婚活、子ども目線ではどう思う?
ところで、こういった親による婚活サポートを、子ども本人はどう思っているのでしょうか?
本人にまったく結婚願望がない場合はともかくとして、多くの独身男女は、
「結婚はいつかしたいけど、仕事が忙しすぎて」
「友達も独身ばかりでまだまだ焦る気持ちがない」
「なかなか異性を誘う勇気がない」
「友達の紹介などで会ってみたが合う人がいなかった」
などの理由で積極的になれないまま時間が過ぎていることもままあります。
そんな時に親が代理で相手を提案してくれることに対しては、
「そこまでしなくてもいいのに…と思いつつ、関心はある」
「私の希望をちゃんと聞いてくれるなら会ってみたい」
「きっかけは親でも、本人同士気が合えば問題はないと思う」
など、否定的な声ばかりでもないようです。
代理婚活で親が気をつけるべきこと
ただし、次のような行動はいくらわが子の将来が心配でも、避けるべきでしょう。
- 子どもに無断で身上書などを交換してくる
- 結婚相手の収入や職業などで親の理想を押し付ける
- 親自身の「孫が欲しい」という欲求のために結婚相手(女性)の年齢を低く制限する
「子どもの結婚は、親を満足させるためにするものではなく、本人の幸せのためにするもの」という気持ちが不可欠です。
子どもの婚活に親が動くのは「過保護」という批判もあるかもしれません。
しかし昭和以前の時代には「お見合い」が珍しくなかったことを考えれば、現代では本人たちの意志が反映され、むしろ良い仕組みになっているともいえます。
子どもが拒否していない限り、上記のような点を守った「代理婚活」は、結婚へと一歩踏み出す手助けになるかもしれません。
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